ファイバーコア(土台)|神経を抜いた歯を支える白い土台

自由診療の土台(ファイバーコア)

神経を抜いた歯を、
内側から支える白い土台。

神経を抜いた歯に被せ物(歯全体をおおうもの)を入れるときは、その下に、被せ物を支える土台が必要です。当院では、グラスファイバー(ガラスの細い繊維)の芯を使った白い土台「ファイバーコア」をおすすめしています。

神経が1本の歯13,000円税込・1本
神経が複数本の歯18,000円税込・1本
大臼歯(いちばん奥の歯)22,000円税込・1本
当院の自由診療5年保証3か月ごとのメンテナンスが条件

ファイバーコアは健康保険がきかない自由診療(費用を全額ご自身でお支払いいただく治療)です。
表示の金額は、土台そのもの(1本)の費用です。被せ物の費用と、歯を削って形を整え、型を取る処置の費用が別にかかります。

神経を抜いた歯には、土台が必要です

神経を抜いた歯は、中が空洞になり、残っている歯の量も少なくなります。そこで、歯の根の中に軸を通し、被せ物を支える土台を作ります。

この軸は、硬すぎても、柔らかすぎても、歯が折れる原因になります。歯の根が折れてしまうと、抜くしかなくなることがあります。

被せ物 (ジルコニアなど) レジン (すき間を埋める樹脂) ファイバーの芯 (グラスファイバー) 歯の根 (根の治療をした歯)

図は、ファイバーコアを入れた歯の断面(縦に切ったところ)です。

  1. ファイバーの芯:歯の根の中に通す、グラスファイバーの軸です。
  2. レジン:芯のまわりのすき間を埋めて、土台の形を作る樹脂(プラスチックの仲間)です。
  3. 被せ物:土台の上に、ジルコニアなどの被せ物を取りつけます。

当院のファイバーコア「i-TFCシステム」

当院では、光ファイバーポスト「i-TFCシステム」を使っています。ポストとは、歯の根の中に通す軸のことです。

硬さが歯に近い

グラスファイバーの芯は、硬さが歯に近いため、噛んだときの力が根の一か所に集まりにくい性質があります。

光を通して固める

芯が光を通すので、根の奥のレジンまで光が届き、しっかり固めることができます。

金属を使わない

金属アレルギーの心配が少なく、金属による歯ぐきの黒ずみも起こりにくい材料です。

自然な色

土台が白いので、白い被せ物を入れたときに、中の色が透けて見えにくくなります。

グラスファイバーとレジンの「編み込み構造」

光ファイバー グラスファイバー レジン

芯の中では、光を通す光ファイバーと、強さを受け持つグラスファイバーが、レジンの中で束になっています。

光が芯を通って根の奥まで届くので、すき間を埋めるレジンをしっかり固めることができます。

金属の土台との違い

土台には、金属で作る土台もあり、長く使われてきました。それぞれの性質は、次のとおりです。

ファイバーコア(当院の自由診療)金属の土台
芯の材料グラスファイバー金属
硬さ歯に近い歯より硬い
色白銀色
金属アレルギー金属を使わないため、心配が少ない金属を使う

どの土台がよいかは、残っている歯の量や、根の形・状態によって変わります。お口の状態を拝見し、健康保険の治療もふくめてご提案します。

費用(税込)

ファイバーコアの費用は、処置をする歯の神経(根の管)の本数で変わります。

神経が1本の歯

13,000円

税込・1本

神経が複数本の歯

18,000円

税込・1本

大臼歯(いちばん奥の歯)

22,000円

税込・1本

土台の費用がかからない場合があります
  • 神経が残っている歯(生きている歯)には、土台はいりません。
  • すでに土台が入っていて、そのまま使える場合も、土台の費用はかかりません。
表示の金額のほかに、費用がかかります

表示の金額は、土台そのもの(1本)の費用です。

  • 被せ物の費用:土台の上に入れる被せ物(ジルコニアなど)の費用が、別にかかります。
  • どの方も別にかかる費用:歯を削って形を整え、型を取る処置の費用がかかります。
  • 根の治療が必要な場合:根の治療(歯の神経や根の中の治療)は、ほとんどの場合、健康保険で行います。特別な場合には自由診療の根の治療もありますので、お尋ねください。

必要な処置と費用は、検査のあとに、お見積もりまたは口頭でご説明します。ご説明を聞いてから、ゆっくりお決めください。クレジットカードでのお支払いもご利用いただけます。

よくあるご質問

Qなぜ、土台は保険にならないの?

被せ物 土台 1本の歯=どちらも自由診療

「土台だけ、保険にできませんか?」と、よくご質問をいただきます。

健康保険には、1本の歯の被せ物の治療の中で、保険の治療と自由診療をまぜてはいけないという国の決まりがあります(「混合診療の禁止」と呼ばれる決まりです)。

そのため、自由診療の被せ物(ジルコニアなど)を入れるときは、その下の土台も、決まりとして自由診療になります。

自由診療の被せ物を入れる歯は、土台も自由診療になります

根の治療は、ほとんどの場合、健康保険で行います。特別な場合には自由診療の根の治療もありますので、お尋ねください。

治療の流れ

ご相談・検査

レントゲンなどで、根の状態と残っている歯の量を確認し、方法と費用をご説明します。

根の治療

必要な場合に行います。ほとんどの場合、健康保険で行います。

土台を入れる

根の中を整え、ファイバーの芯を入れて、レジンで土台の形を作ります。

被せ物

土台の形を整えて型を取り、被せ物を取りつけます。

定期検診

3か月ごとにお越しください。保証の条件です。

通院回数の目安:土台を入れる処置は、通常1回の通院で行います(根の治療が必要かどうかや、歯の状態により異なります)。

ファイバーコアの上に入れる被せ物については、ジルコニアのページをご覧ください。

長く使っていただくために

当院の自由診療は、5年保証です

ファイバーコアをふくむ、当院の自由診療(保険がきかない治療)には、5年間の保証がついています。

保証の条件:3か月ごとの定期検診(メンテナンス)を受けていただくこと

どんなに良い家も、手入れをしなければ長持ちしません。歯も同じです。毎日のお手入れと定期検診を、ぜひ続けてください。

  • 過去1年間に定期検診を受けていただいていない場合は、保証できません。
  • 保証は、同じ症状に限ります。
  • 歯周病などで歯を失った場合や、ご自身の不注意による破損は、保証に含まれません。

保証のくわしい内容は、治療の前にご説明します。

※当院の5年保証は、自由診療が対象です。健康保険の治療は対象外です。

主なリスク・副作用

  • 健康保険がきかない自由診療のため、費用は全額自己負担になります。
  • 土台を入れるために、根の中や歯を削る必要があります。
  • 残っている歯の量や根の状態によっては、ファイバーコアを使えない場合があります。
  • 根の状態や噛み合わせ、歯ぎしり・食いしばりなどによっては、土台を入れたあとでも、歯の根が割れたり折れたりすることがあります。根が割れた場合は、歯を抜く必要が出ることがあります。
  • 強い力がかかったときなどに、土台や被せ物が外れることがあります。
  • お手入れが不十分だと、歯と被せ物のさかい目から虫歯になったり、歯周病が進んだりすることがあります。

どのくらい長く使えるかは、歯の根の状態や残っている歯の量、噛み合わせ、毎日のお手入れなどによって、お一人おひとり異なります。

土台や被せ物のことは、スタッフまでお気軽に

ご説明を聞いたうえで、ゆっくりお考えください。

WEB予約では、メニューの「その他」を選び、備考欄に「ファイバーコアの相談」とお書きください。

中村歯科医院 〒176-0011 東京都練馬区豊玉上1-10-6
休診日:木曜日・日曜日・祝日